この時期になりますと「ノーマルタイヤで大丈夫ですか?」というお問合せが多くなります。
結論から申し上げますと、だいたい12月~2月末は冬タイヤが必要です。
毎年積もるわけではございません
鳥取では、毎年雪が積もるわけではありません。
昨シーズンは全く積もりませんでした。
たとえばこちらは、2019年1月13日の様子です。
山の方にも雪が無いことがお分かりいただけると思います。
こういった状況でしたら、ノーマルタイヤでも走れるでしょう。
数年に一度は豪雪になることも
しかしながら、豪雪になることもございます。
たとえばこちらは2017年12月17日の様子です。
例年ですとこれぐらい積もるのは、クリスマス以降ですが、この年は早かったです。
こうなりますと、当然ながらノーマルタイヤでは走れません。
スタッドレスタイヤであっても、慎重な運転が求められます。
歩くのも、スニーカーでは厳しいです。
晴れていても危ない場所が
天気は快晴、もちろん積雪は全く無し、という場合でも、危険な場所があります。
放射冷却で冷え込んだ朝に凍結した路面が、日陰や橋上では、お昼ごろまで溶けない場合があるのです。
ピンポイントで突然凍結路面になりますので、危険です。
国道や自動車道では、注意喚起の標識が出ていますから、注意してください。
ですから、冬タイヤは必要です
冬タイヤを装着したレンタカーを借りるという手段もございますので、ご用意の上でお越しください。
どうしてもノーマルタイヤしかない時は
インターネットで最新の気象情報をご確認いただき、天候の良い日を選びましょう。
晴れた日でも、路面が凍結することがございますので、標高の高い場所を通るのは、気温の高い時間帯にしましょう。
天候が悪化しそうな時には、無理せずキャンセルしましょう。
既定のキャンセル料がかかりますが、日程の変更であれば免除できる場合もございます。
直前のキャンセルでは、調達済み食材のロスや逸失利益が発生するため、免除できなくなりますので、お早めにご連絡ください。
雪中の運転は、冬タイヤでも緊張するものです。
ノーマルタイヤですと、生きた心地がしないと思います。
絶対に無理はしないでください。
道路状況を確認できるサイト
とっとり雪みちNavi にて、リアルタイムで状況を確認できます。