長かった明治安田生命J3リーグ2019シーズンも、最終戦となりました。
チェックアウト後のお掃除を手早く片付けて、鳥取へ向かいます。
山陰道が開通したので、随分早くなりました。
バードスタジアムまで1時間かかりません。
到着すると、土砂降りでしたが、試合開始までにあがったので安堵しました。
試合は、残念ながら0-3の完敗でした。
とはいえ、内容はガイナーレも悪くなかったというか、ガイナーレの方が支配していたぐらいです。
試合後、対戦相手のY.S.C.C.横浜の選手の皆さんが、鳥取側の客席にも挨拶をされました。
鳥取サポーターから拍手、ゴール裏からはYSCCコール。それにこたえてYSゴール裏からもガイナーレコール。
サッカーというと、フーリガンとか敵味方の中が悪いイメージをお持ちの方も多いかと思いますが、J3はこんな感じで、お互いを称えあったり、サポーター同士も仲良く話していたりということがよくあります。
私はこういう雰囲気が大好きです。
雨が降る中でのセレモニー。
塚野社長や髙木監督、フェルナンジーニョキャプテンのあいさつの後、選手たちが場内を一周して、シーズン終了です。
ゴール裏の呼びかけにこたえて、演説中の髙木監督。
髙木監督は同い年なので、ひときわシンパシーを感じて応援してきました。
シーズン序盤は苦しみましたが、徐々にチームの方針が固まっていくのが、我々にもわかりました。
来年に期待しています。
全てが終わった後、井上亮太選手が控室に下がろうとしている選手スタッフを引き留め、ゴール前に集めて記念撮影が始まりました。
しかし、シーズン終盤に怪我をした可児選手は療養中のためいません。
「可児ちゃんどうする?」という誰かの問いかけに、髙木さんが可児選手の横断幕を指さし、井上亮太選手が取り外しに向かいました。
幕を取り外す井上亮太選手。
このあとガイナマンも助けにきて、無事に取り外し、皆の前に掲げて撮影となりました。
本当に良いチームだったんだなぁと、胸が熱くなりました。
最後の最後は、ゴールキーパーの四人だけで、戦いの場であるゴールの下で記念撮影。
お互いハグで健闘を称えあっていました。
ゴールキーパーはたった1人しか出場できないポジション。他は皆控えに回るしかありません。
その座を争う中で、他の人たちには分かりえない、特別な感情というのがあるのだろうと思いました。
とても美しいシーンでした。
さて、J3のシーズンは終わりましたが、私ども旅館水郷にシーズンオフはありません。
ガイナーレサポーターの皆様、弊社が末永くガイナーレさんの応援を続けていけるように、弊社の応援もお願い申し上げます!